「音楽革命」竹中越前守樫家feat.淡波亮作
千葉県白井市三大テノールの一人淡波亮作さんとのコラボ曲「音楽革命」をリリース致しました。
音楽革命(Music revoulution)(english sub)/竹中越前守樫家ft.淡波亮作
淡波さんは以前にもコラボしたことがあるお方です。
ぱぶにゃん'ずSummer Ver.AWA (夏100非公式)
この時に聞いたオペラボイスに圧倒され、この声を生かした曲を作れないかと思っておりました。
そんな時に見つけたのがジョルジュ・ビゼーの「ファランドール」という曲。
「ジョルジュ・ビゼー」作曲「アルルの女」第2組曲 第4曲『ファランドール』-著作権切れ楽曲-
この勇壮なメロディと分厚く重戦車のようなオーケストレーションにまた衝撃を受けつつ、このキャッチーなメロディに歌をつけてもいけるのではないかと思いました。
まさしく淡波さん向けではないか!
これを聞いたときぼくの中では何故か市民革命の風景が浮かびました。それを音楽の革命に置き換えて表現してやろうとぼくの中の厨二心が言うのです。
そこでトラックを作り1バースラップを入れて淡波さんに打診、快く引き受けて下さいました。
そして受け取った淡波さんのドープなボーカル&コーラスに大満足し、気合いを入れて2バース目以降を製作。
演説は森野サラダさん。コードギアス好きな方なのでギアスのゼロのような演説を、とお願いしました。部屋では声を張れないので車内でのスマホ録りでしたが、結果としてそのローファイな質感が屋外での演説の感じが出て良い結果となりました。
ギターソロはOD氏。ぼくの1stアルバム「ストレイト・アウタ・マイルーム」収録の「クナシリ・メナシの戦い」でもソロを弾いてくれた方です。OD氏のフレージングセンスは当方かなり好きです。
スクラッチは「ストレイト・アウタ・マイルーム」の表題曲「ストレイト・アウタ・マイルーム」でも参加してくれたDJわふにゃんこさんです。
そしてアナーキーなイラストは折羽ル子氏によるもの。元ネタは有名なドラクロワの「民衆を導く自由の女神」。まさしくこの曲のイメージに相応しい絵です。それを折羽ル子さんが地獄絵図に変えてくれました。モザイク無しver.はこちらです。
ここまでの製作過程は淡波氏、折羽氏、それとアドバイザーとしてぱぶにゃん氏を織り交ぜてTwitterのグループダイレクトメールで意見を交わし合って進めていきました。それが非常に楽しかった。創作は一人でするのもいいですが、チームでやるとまた一層味わい深いものがあります。それぞれの得意な分野を持ち寄ると予想もしなかった素晴らしいものが出来上がる体験は他では得がたい感動があります。
そしてそれらアクの強い個性的な面々をまとめ上げ統括し上手く進めるプロデュース力が必要とされます。その点でぼくが上手くやれたかどうかはわかりません。課題も見えました。
というわけでHIP-HOP meets classicなこの曲をよろしくお願いします!
itunesをはじめとしたDLサイトならびに聞き放題サービスでもお聞きになれます。
淡波さんのソロアルバムもよろしくおねがいします。
Album "Struggling" crossfade Movie