【鍵盤ハーモニカ】HAMMOND PRO-44HP買った【音源あり】
HAMMONDと鈴木楽器製作所の共同開発によるピックアップ付きの鍵盤ハーモニカです。
ストラップがついているのでこのようにライブ仕様にもできます。
本製品はピックアップがついているので生音を拾うことも出来るしケーブルをつないでライン録りも出来るわけです。
しかしながらマイク録りするとなると結構難儀。というのも音が裏側から出ているからです。
このようにして!
この姿勢を維持したまま引き続けるのは ちょっと辛い。
それに宅録だと様々な環境ノイズが入るわけです。ラップ収録をしていても、そういったノイズとの戦いになります。特に夏のこの時季、北海道の民家はエアコンが無いのがデフォ。窓を閉め切ったまま息を吹き続けるというのはどう考えても死んでしまいます。なのでライン録り出来るというのはありがたい。
ではちょっと音を聞いてみましょう。
まずはマイク録り。オクターブ下から始まってオクターブ上、オクターブ上+ハモりです。EQやコンプリバーブ等は一切使っていません。
マイクはノイマンのTLM49にプリアンプはGrace Design M101でBabyface proに入れています。
高音域の突き抜ける感じがしますね。オケに入れたときに抜けがよさそうです。
スペアナかけるとこんな感じで倍音が特徴的。
結構攻撃的なサウンドです。
ではお待ちかね、ライン録りの音いってみましょう!車の音も呼吸音も気にしなくてもいい、魅惑のノーノイズレコーディングの世界へ!
…は?
なにこれ?大正時代のレコード?
いやいや使えるレベルじゃねーぞ…これならAmazonで3000円で売ってるダイナミックマイクで録った方がマシだぜ…
なんということでしょう。肝心要のピックアップは糞でした。
大事なことなので二回言います。ピックアップは糞です。
どうもエレキギターのように電気信号に変えて出力しているというものではなく、小型のマイクが内蔵されていてそれで音を拾って出しているようなのです。なので鍵ハモに向かって喋るとその声が収録されますw
ライン録りじゃないやんけ!!!!
なんてこった…騙されました。
これから買おうと言う方はその辺十分注意して下さい。
まあ生音はいいのでマイク収録でやっていこうかと思います。
これでインストアルバム作るんだ…
ではデモ曲「荒城の月」です。前半はアンビエント風で後半バンドサウンドです。
これはもちろんEQやコンプ、空間系かけてます。やっぱりディレイかけると気持ちいいですね。